次のステージに上がるための『踊り場』をデザインする
- 2019.09.20
- チームビルディング

毎日ブログ生活
932日目
ビジネスには
『全体を見る』ことが重要
ゴールキーパー型
チーム力アップコンサルタントの
稲垣です。
私には組織のコンサルタントという顔と
税理士という顔の2つの顔があります。
税理士の顔では当然ながら
お金に関する相談を受ける事が
ことが多くあります。
税金や資金繰りなどがその代表例です。
ただここ1、2年ある別の
傾向が出てきています。
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利益が出ていて次にどうしよう
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売上が上がって、利益もきちんととれる。
資金的に余裕が出てきて
次に何をどうすればいいのか、
という悩みが増えてきました。
嬉しい悩みです。
資金繰りが悪くて
遠い未来のことが考えれない
という会社もまだまだあります。
共通点としては
利益が出て資金的な余裕はあるのに
人材面で不足している。
という状況です。
お金があるのだから
採用したらいいじゃないか。
なんて思う人もいるかもしれません。
確かに採用活動の資金的な余裕は
少しあるのかもしれません。
ただ日常的に忙しくしていると
戦略的に人を採用することが
結構難しかったりします。
採用はマーケティングだと
私は思っています。
自分たちが何者であるか。
どんな人に会社に来てほしいか。
入社した後、その人にとって
どんな素晴らしい事が待っているのか。
会社はその人が入社することによって
どんな化学変化があるのか。
そんなことまで日常的に
考える事ができません。
だからコンサルタントが
いるのだと思います。
一人で悶々と考えているより
相手がいるほうが思考が深まります。
60分なら60分、その時間
強制力が働きます。
一人では思いもつかなかった
アイディアや考えが浮かびます。
自分では見えない
自分の中にある変化を
客観的目線で教えてもらうことができます。
そこからさらに思考が深まります。
経営者の方は自分一人で
起業した方が多くいます。
そうするとセールスについては
誰にも負けないという自負があるでしょう。
一方で経営については
誰からも学んでこなかったという人が
とても多くいらっしゃいます。
売上や利益、キャッシュポジションが
上がっていくとそれぞれの段階で
踊り場のような場所が出てきます。
悩みの踊り場と言ってもいいでしょう。
小休止する訳ではなく、
何をどうすればいいのか分からなく
若干迷子状態になってしまいます。
能力的には次のステージに
簡単にいけそうなのですが、
多くの経営者が一度踊り場で
立ち往生することになります。
でもその踊り場は本当は
とても大事なエリアだと思います。
経営者がプレイヤーではなく
経営者というポジションでいられる
そんな場所なのではないでしょうか。
経営者の脳とプレイヤーの脳は
全く違うと私は思っています。
だから経営者に戻れる時間を
敢えて作る必要があるのと思います。
私も自分のビジネスについて
考える時にはコーチに時間をとってもらい
話をしています。
その時はプレイヤーではなく
経営者というポジションで
考える事が出来ます。
とても貴重な時間です。
皆さんもそんな時間を使って、
今の経営者について、
今後の経営について
考えてみてはいかがでしょうか。
本日はここまで。
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お忙しいところ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。
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