なぜルールや制度は形骸化してしまうのか?

なぜルールや制度は形骸化してしまうのか?

毎日ブログ生活
939日目

 

ビジネスには
『全体を見る』ことが重要

 

ゴールキーパー型
チーム力アップコンサルタント

稲垣です。

 

最近学校教育の本をよく読んでいます。

 

夏に『未来のマナビフェス2019』に
参加した影響もあるかと思います。

 

 


本を読んでいて知ったのですが

『アクティブラーニング』

というのが教育界では

一つのテーマになっているようです。

 


しかも、4~5年ぐらい前に

流行?のようなことが起こったようです。

 

全然知りませんでした。

 

学びにも流行りがあるのですね?

 


そもそもアクティブラーニングとは

簡単に言うと先生が一方的に教える
あの眠くなる授業

ではなく、

受ける側が参加し、
楽しみながら学ぶ方法

を言います。

 


私の主観がかなり入っていますが

雰囲気は伝わったかと思います。

 

そのアクティブラーニングは
実は今は少し小康状態のようです。

 


ある場所では

『アクティブラーニング?
 そんなのあったよね』

 

という話も出るそうです。

 

もはや過去の産物のようです。

 

とてもいい取り組みだと思うのですが
なぜこんなことになっているのでしょう。

 

 

結局のところ中身が浸透していなかった。

 

ということではないでしょうか。

 

文部科学省がアクティブラーニングを
全面的に勧めていました。

 

もちろん何のために
それをする必要があるかがあります。

 

ただ実際はアクティブラーニングという
『方法』や『やり方』、『制度』
だけが独り歩きしてしまいました。

 

流行りなんてそんなものです。

 

真意が置いてけぼりになりがち。

 

 

ルールや制度だけを作っても
結局は意味が無い事がよくわかります。

 

何のためにそれをするのか。

 

それをすることにより
どうなっていたいのか。

 

目的やビジョンがいかに
大事なのかよくわかるかと思います。

 

制度やルールを作ると
いくばくかの満足感が得られます。

 

よし、これで会社はよくなるぞ。

 

社員のやる気も出るはずだ。

 

しかし、いざ運用してみると
いつの間にか形骸化して
いつの間にか制度自体が消滅。

 

なんてことになりがち。

 

その原因は決まって
『なんのために』
を伝え忘れているから。

 

最初の段階から漏れているケースがほとんど。

 

ルールや制度の細かい内容を
説明するばかり。

 

肝心の部分が抜けています。

 

 

もちろん伝え忘れているのに気づいて
あとから伝えるのも有効です。

 

でも最初から伝えたほうがいいのは
分かりますよね?

 

くどい位でいいと思います。

 

それぐらいじゃないと伝わりませんので。

 

なんかルールが形骸化してきたな、
惰性で運用されてるなと感じたら、
原点に立ち戻ってみて下さい。

 

『何のために』

 

を伝えるだけでよみがえりますよ。

 

本日はここまで。

 

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お忙しいところ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。