組織活性化の三大要素とは

組織活性化の三大要素とは

毎日ブログ生活
575日目

 

ビジネスには
『全体を見る』ことが重要

 

ゴールキーパー型
経営コンサルタント

稲垣です。

 

先週、今週と
セミナーを開催しました。

 

 

参加していただいた
すべての方から高評価を頂き
とても嬉しいです。

 

新しい気づきや
行動を加速するヒントを
得られた方もいたようで
実務に活かしてもらいたいですね。

 

セミナーでは現状分析や
悩みのシェアをしてもらいます。

 

組織で起こっている
問題点や要改善点は
それぞれ違います。

 

その中でもある方の
組織内での問題点を
生の事例としてご紹介します。

 

組織の中で年代別の
グループがなんとなく
構成されているようです。

 

年代が近いと
共通の話題が多かったり、
仕事の悩みレベルも
似ている場合が多いですよね。

 

グループが形成されるのは
ごくごく自然です。

 

しかし、グループ間で
なんとなく不穏な空気が
あると言います。

 

コミュニケーションを
意図的に取らない場面も
あるそうです。

 

 

これ、大きなロスですよね。

 

なぜなら情報の共有が
はかれないから。

 

一方のグループが
ある情報を知っていて、

もう一方のグループが
それを知らない。

 

その情報は本来、
みんなが共有するべきもの。

 

そんな状況でも
情報を流すことをしない。

 

なんてことが起こっている
といいます。

 

この状況だとその情報を
知らないグループは
当然調べることをします。

 

その情報が難しい内容なら
とても時間がかかって
しまうかもしれません。

 

教えてあげれば
一発で解決するのに。。。

 

だからコミュニケーションが
大事ですよね。

 

コミュニケーションを密に
取ればいいですよね。

 

ですよね。。。

 

。。。

 

本当にそうですか?

 

 

これだとおそらく
うまくいかないでしょうね。

 

何故なら組織が活性化する
三大要素を考慮していないからです。

 

その三大要素とは。

 

人材力・組織力・関係力

 

この3つです。

 

人材力とは簡単に言うと
それぞれの『強み』の部分です。

 

組織力とはルールであったり
仕組みであったり、
理念、ビジョンのあたりのことを言います。

 

関係力とは読んで字のごとく
人と人とのコミュニケーションの
部分を言います。

 

これが順番にうまく回っていって
初めて組織の活性化が図れるのです。

 

 

ただ単純に我が社には
コミュニケーションが足りてない。

 

だからコミュニ―ケーションを
増やしていこう!
なんて言ってもNGなのです。

 

それよりも前の部分
例えば組織力(ルールや制度)の
部分に問題があるのかもしれない。

 

いやいや、そもそも人材力
人材配置等に問題があるかもしれない。

 

などなど検証していく
必要があるということです。

 

このブログでも
何度かお伝えしている
氷山モデル的に言うと

『できごとレベル』

だけ見ていても問題の
根本解決にはいたりませんよ、
と言うことなのです。

 

現代の問題は複雑化しています。

 

一つの表面化している部分だけを
解決しようとしても
いい結果は生まれません。

 

より『全体を見る』ことが
重要になってきていますね。

 

本日はここまで。

 

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お忙しいところ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。