なぜそのトラブルが起きたのか?

なぜそのトラブルが起きたのか?

毎日ブログ生活
483日目

 

ビジネスには
『全体を見る』ことが重要

 

ゴールキーパー型
経営コンサルタント

稲垣です。

 

サッカーワールドカップで
スポーツ界は盛り上がっていますが、

同じプロスポーツでも

プロゴルフで残念な
出来事がありました。

 

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プロゴルファーの片山晋呉選手が
試合の前日に行われるプロアマ戦で

一般の方であるゲストに
不適切な対応をしたとして
制裁を受け入れたということ。

 

不適切な対応とは
ゲストを無視して
ホールとホールの間の待ち時間で
自分の練習をしていたとのこと。

 

確かに試合の前日なので
練習したい気持ちは
よくわかります。

 

しかし、ホストとゲストという
関係性があるならこの行為は
やはり適切ではありません。

 

片山選手の行為自体は
制裁を受けるものだと思います。

 

しかし、この問題は
片山選手だけの
問題なのでしょうか。

 

 

私はそうは考えていません。

 

これには2つの問題点が
あると思います。

 

1つは『目的の共有』
できていなかったこと
にあると思います。

 

試合の前日ですので
練習して調整したいですよね。

 

一打一打が真剣勝負ですから。

 

しかし、『ファンを大事にする』
という大事な目的もあります。

 

その目的がきちんと
共有されていなかったのでは
ないでしょうか。

 

おそらく知ってはいたけど
当たり前になりすぎて
目的になっていなかったのだと
思います。

 

次に片山選手のメンタルが

『これぐらい我を通しても
許されるのであろう』

という構造になっていたのでは
ないでしょうか。

 

片山選手がこのような行為をするのは
今回が初めてではないようです。

 

日本ゴルフツアー機構が
それまでの行為を黙認
し続けてきたのではないでしょうか。

 

その結果、片山選手の中で
これぐらいは大丈夫。

 

自分を優先して大丈夫。

 

そんな気持ちにさせて
しまったのではないでしょうか。

 

おそらく無意識でしょうが。

 

会社組織においても
これと同じことが起こります。

 

自分の仕事はここまでだから
他の人の手伝いはしなくていい。

 

と思っている人がいたとします。

 

その人の行為を上司が
黙認した場合どうなるでしょう。

 

おそらくその人の中では

『あ、意外と何も言われない』

という勘違いがうまれるでしょう。

 

 

これが積もり積もって
よくないことが常態化
してしまうのです。

 

つまりある問題が起きた時には
その問題が起こった事実だけでなく、

起きた背景であったり、
当事者のメンタルが
どのようになっているのか

そこまで見ないと根本的な解決に
ならないのだと思います。

 

部下の行動は
経営者の責任でもあります。

 

今一度自分自身を振り返ってみる
必要があるかもしれませんね。

 

本日はここまで。

 

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お忙しいところ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。