部署間問題を考えてみる
- 2019.04.17
- チームビルディング
毎日ブログ生活
776日目
ビジネスには
『全体を見る』ことが重要
ゴールキーパー型
チーム力アップコンサルタントの
稲垣です。
かなり昔の話です。
製造業を営んでいる
経営者の方とお話しを
する機会がありました。
売上単価が大きかったので
売上総額はかなり大きな企業です。
しかし、当然のように
仕入れ金額や人件費が大きく
粗利はそれほど取れない状況でした。
そんな状況でしたので
仕入れコストの削減や
外注費のカット等を
検討することになりました。
その過程でのお話です。
製造業にはよくあるのですが、
購買部という部署があります。
仕入れや外注席の発注を
専門にしている部署です。
コストを抑制するため、
発注者の依頼を突っぱねる
こともよくあります。

そのため一般的には
社内からは『嫌われ者』
扱いされます。
『発注したいのに
あの人がいるから発注できない。』
『あの人が邪魔なんだよね。』
なんて声も聞こえたりします。
ただ当たり前ですが
購買部の人は会社にとって
邪魔者ではないですよね。
会社全体のコストを下げるため
敢えて敵役のようなことを
しているだけです。
購買部にとっての目的・目標は
別の部署にとっての目的・目標とは
一見見ると違って見えます。
購買部はコストを下げたいから
仕入れ先、発注先の選定をする。
一方製造部は良い製品を作りたいから
少しでも質のいい材料を使いたい。
そのため材料コストが高くなる。
外注先も質のいい業者に依頼したい。
ただどちらも会社にとっては
必要な考え方です。
どちらも邪魔な存在では
ないはずです。
意見の対立が起こると
必ず人はある状態に陥ります。

自分の過去の経験や考え方と
同じであるか違っているか。
ここまでは無意識に起こることですが、
この先を変えるだけで
その後の考え方や行動が
変わってきます。
何も意識しなければ
過去の自分の経験を優先して
相手を非難して攻撃する。
邪魔者扱いします。
ここで一旦自分の考えを
脇に置くことをします。
相手を評価するのをやめます。
専門的には『保留』すると言います。
そうすると今までと
違う観点がうまれます。
相手の事を見ようとします。
相手の考え方であったり、
相手の目的、目標は何なのか。
この考え方は組織開発で出てくる
U理論という考え方です。
U理論は組織が現状を打破し、
新たな未来を創造するために
とても役立つ理論です。
南アフリカの人種差別問題や
南米の内戦等の解決に
大きく貢献しました。
U理論にはこの先も
もっと段階があるのですが、
いかんせん難解な学問です。
ですのでまずは入口である
『保留』ということを
してみて下さい。
そうすれば新たな視座がうまれる
きっかけになります。
今回は購買部と製造部の話を
例に出してお伝えしましたが、
この考え方は経営者と社員との
関係性でも使える考え方です。
ちょっと評価を保留するだけで
対立問題から新しい未来が
創造することができますよ。
本日はここまで。
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お忙しいところ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。
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