特定の人に仕事が集中してしまう前に
- 2019.07.22
- チームビルディング
毎日ブログ生活
872日目
ビジネスには
『全体を見る』ことが重要
ゴールキーパー型
チーム力アップコンサルタントの
稲垣です。
ある製造業の経営者から
聞いたお話しです。
売上は順調に上がってきている。
今期は過去最高を記録するかもしれない。
付加価値が高い仕事が
できるようになってきました。
その結果、見積もり段階では
利益が以前より取れる案件が
増えてきたと言います。
しかし、思いのほか最終利益が
残らないことがあるそうです。

なぜですか?
と尋ねると
『人件費』が増えているとのこと。
人員も増えているのですが、
それ以上に残業代が
かさんでいるそうです。
納期が短い案件が多いのでしょうか。
それも少しはあるようですが、
どうやらそれだけではないようです。
特定の人に仕事が集中して
その後の工程期間が短くなって、
残業代が増えていました。
さらに聞いていくと
他の人はその一人の仕事を
手伝うことはしないそうです。
なぜ?
そこには、
『自分の仕事を荒らされたくない』
という感情がどうやらあるようです。
製造業ですと職人レベルの人が
かなりの割合を占めています。
自分の仕事にプライドを持ち、
その分野では誰にも負けない
という自負もあります。

その上で、別の人に
自分の分野の仕事をやらせたくない。
教えるなんてもってのほか。
技術は盗んで覚えろ。
的な精神の人が多くいます。
確かに技術をマスターすれば
一級品の仕事をしてくれます。
しかし、ひとたび
その人がいなくなれば
一気にレベルが下がります。
冒頭の会社のように
特定の人に仕事が集中して
仕事が滞ってしまうことにもなります。
ではどうすればいいのでしょうか。
一つの方法としては
『定期的に配置転換をする』
というのがいいでしょう。
こうやって書くと
多くの中小企業経営者が
『それは大企業がやること』
と考えるでしょう。
確かに中小企業は大企業のように
人材が豊富にいる訳ではありません。
しかも配置転換をしたことにより
退職してしまうリスクもあります。
ならなぜ配置転換をする
必要性があるのでしょうか。
それは一つに
『人はいつでも成長できる』
という考え方があります。
同じ仕事をやっていれば
慣れてきて効率性も上がるでしょう。
しかし、成長という観点で言えば
ある時点で頭打ちになります。
その前の時点でも成長速度が
緩やかになってしまいます。
そうなる前に別の業務を担当してもらい、
そこで考え、成長してもらう。
成長のスピードを
再度上げてもらうのです。
もちろんそこでのフォローも忘れずに。
任せるのと放置するのは
全く違いますからね。
人はいくつになっても成長出来ます。
一人の人に仕事が集中しても
他の人が助けられる環境を
整えておくのが必要ですね。
本日はここまで。
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お忙しいところ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。
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